これからの時代に必要なのはコーチング×ファシリテーションスキル


 これからの時代に必要なのはコーチング×ファシリテーションスキル

これまでの学校教育で必要とされてきたスキルは、学校や先生が教えることをいかに正確に覚えているか、情報をいかに正確に詰め込むかということでした。
テスト勉強で一生懸命詰め込んだ知識その後どうなりましたか?

これは学校側、国の好ましい状況・方向へ引き込むために行われていました。

成績至上主義で、学校で良い成績をとって、良い学校に進学し、一流企業に入って、会社の求める人物像になれば、給料が上がり、人生の勝者となれるという価値観がありました。

自主性や主体性よりも与えられた課題をより早く、正確に解くこと、つまり生産性を求められていたからです。

これから教育に必要なのは、主体性、自主性、創造力

中央大学理工学部教授の岸信行氏は次のように言っています。
世界を変え得るほどに主体的で積極的な人間を教育することが、これからの教育の課題である。自分の興味関心をしっかりと定め、人類の福利を地球規模で実現していくプログラムを考え、その目的達成のためには、どんな勉強が必要なのかを自分自身でじっくりと考えられる実践力を有した「頼もしい子ども」を育てたいものである。
これからの教育に大切になるもの~「主体性」を育むこと~
岸 信行/中央大学理工学部教授

そもそも教育とは?

そもそも教育“education”の語源は、ラテン語の”educare”「外に導き出す」「引き出す」からきています。
かの哲学者ソクラテスは、あるテーマについて相手に何も伝えずに質問を繰り返していくことで、相手の好奇心を刺激して、テーマについての理解を論理的にだんだんと進めていきました。
ソクラテスが行ったことこそ、真の教育です。
それは、情報を教えたり、つめこんだのではなく、「導き出す」「引き出す」ことだったのです。
相手の中にある答えや解決策を引き出すのが、コーチング×ファシリテーションスキルです。

コーチングとは?

「答えは相手の中にある」

コーチcoachの語源は、「馬車の人を乗せる部分」で、ここから「人を望むところへ送り届ける」との意味が派生した。出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

coach

「コーチ」という語は、ハンガリーのコチ(Kocs)という町で農閑期の収入源として作られた四輪馬車・コチ(kocsi)に由来する。(ウェキペディア)

 

相手に質問しながら、その人の潜在能力や問題の解決策を自主的に引き出し、人材開発を進めるコミュニケーションスキル。 出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)に加筆

コーチの役割は質問と会話を通して、答えを相手から引き出し、目標達成の行動を相手に促すことが鉄則とされる。このことからコーチングは知識ではなく、あくまでもコミュニケーション・スキルである。米企業では、部下の業績向上の有効な手段として、管理者にコーチングの習得が求められている。
(出典:ASCII.jpデジタル用語辞典)

コーチングとコンサルティングとの違い

コンサルタントのconsultとは”con”(共に)+”sult”(座る)「共に座る」が語源であり、助言を求める、〈専門家に〉意見を聞く」という意味です。

コンサルティングは、ある分野についての専門家の立場から相談にのったり、助言指導したりすることを言います。

例えば、クライアントの問題に対する答えや解決策をコーチングでは質問や会話を通して、相手の中から引き出すのに対して、コンサルティングはその答え・解決策を助言・指導します。

 

コーチングとコンサルティングとの違い

カウンセリング【counseling】は、”counsel”(相談する、助言する)、個人のもつ悩みや不安などの心理的問題について話し合い、解決のために援助・助言を与えるという意味です。

カウンセリング”counseling”とは 心理相談のこと。健常なクライアント (来談者) がいだく心配,悩み,苦情などを,面接,手紙,日記などを通じて本人自身がそれを解決することを援助する方法。精神医学では,しばしば精神療法と同義に用いられる。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)本文は出典元の記述の一部を掲載しています。
コーチングはクライアントの自主的行動を促す点で、カウンセリング、コンサルティングや相談などとは別物とされます。

コーチングとファシリテーションとの違い

ファシリテーション【facilitation】とは、物事を容易にすること

容易にすること。グループによる活動が円滑に行われるように支援すること。特に、組織が目標を達成するために、問題解決・合意形成・学習などを支援し促進すること。また、そのための方法。 (大辞林 第三版)
ファシリテーターの役割は、容易にすること「make it easy」
そのために解決策や答えを教えるのではなく、質問を通じて組織、個人の中から引き出す方法のことを言います。
コーチングもファシリテーションも質問を通して、相手の中にある答えや解決策を引き出す点で共通しています。ファシリテーションはコーチングと比べ、1度に多数・グループや組織に対しての問題解決・合意形成・学習などを支援し促進するためのスキルです。
このスキルは、マスターファシリテーター養成講座でお伝えしようと思います。
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