全身を焼かれた炎のドラマー  ダンカロ パート1


アンソニー・ロビンズ直伝メンタルコーチの内藤将貴です。

これまでこのブログでは、逆境やハンディキャップを抱えながら
人生を生き抜いている方々を紹介してきました。

 ▶︎両腕両足が無いモチベーター『ニック・ヴィチッチ』
 ▶︎片脚がないレスリングチャンピオン『アンソニー・ロブレス』
 ▶︎手足がないチアリーダー 佐野有美
 ▶︎両腕両足がない総合格闘家『カイル・メイナード』
 ▶︎ろうあのコメディアン女王『キャシー・バックリー』
 ▶︎強制収容所を生き抜いた109歳の現役ピアニスト『アリス・ゾマー』

今回は、ダン・カロというドラマーの半生をご紹介します。

1979年、ニューオーリンズに生まれたダンは
2歳の時の3月17日、聖パトリックデーの日に大やけどを負い
ました。

体の八割にやけどを負う大惨事

その日は、母親が芝刈りをするために、ガレージの付近で遊ばせていました。

母親が芝刈り機にガソリンを入れて缶をガレージにしまい、芝刈り機を庭の方へ向けるまで、
ほんのわずか数秒の間にダンは開いていたドアからガレージに入り、
お気に入りのおもちゃを出そうとしました。

その時、ダンはあやまってガソリン缶を倒してしまったのです。

こぼれたガソリンは、ガレージ内の近くの給湯装置の口火まで到達し、まもなく大爆発しました。
   
1000度以上の炎と熱風の真ん中に居たダンは、2歳児の小さな体のなんと8割を焼かれました。

病院までの搬送中に、ほぼ間違いなく死亡するほどの重度なやけどを負いながら、一命をとりとめたのです。

拷問のような治療

しかし、決して消えることはない傷跡が残りました。
皮膚の4分の3以上が焼けただれ、髪の毛がなくなり、耳、鼻、唇が溶けてなくなったのです。
唯一、濡れたおむつをはいていたことにより、陰部と臀部だけが無傷で残りました。

悲劇は包帯を取りかえるときのことでした。
小さい体には鎮痛剤が効かないため、鎮痛剤を使わずに包帯を交換します。
2歳の体で、皮膚を鎮痛剤無しではぎ取るという、拷問のような治療に耐える必要があります。

さらになんと、指に巻き付いている包帯をほどいてガーゼを取ろうとしたときに
指がガーゼについたまま取れてしまい、両足の指も同じように取れてしまったのです。

このような壮絶な痛みに耐えながら、ダンは18歳までに80回もの手術を受けました。

凄まじい成長力

しかし、ダンの成長力はそんな障害をものともしないほど強いものでした。
激しい痛みに耐えながら両手の端を使ってフォークを持ち、食事をするようになり、
口と手首を使って服のボタンを閉められるほどにまでなりました。
さらに10歳になるころには字を書けるようになり

日常生活のほとんどのことを自力でできるようになったのです。

そして、12歳のころに靴紐を結べるようになりました。
ダンは靴紐を結べるようになったことを、
「それまでの苦しみを乗り越えて初めて自由を実感した瞬間だった」と振り返っています。

「僕に必要な信仰は自分を信じるということで、
どんな障壁があろうと自分が挑戦することは必ず成功させる力がある。と信じること以外無い」

「ネガティブなだけのものは存在せず、あらゆる経験は自分にとってチャンスであり、
それに対しての反応によって、役立つのか害になるのかが決まる」

自らに起きたことは炎の贈り物

ダンが音楽に出会ったのは13歳のころでした。
ニューオーリンズはジャズで有名で、ダンが育った頃からあちこちでジャズ音楽が鳴り響いていました。
しかも両親はミュージシャンであり、二人の兄もバンドマンとして活動中だったのです。
 
指が無くても出来る楽器はたった唯一あり、それがドラムでした。
およそ7週間、ドラムの練習をし続け、ついに指が無くてもドラムを叩けるようになったのです。

それからも差別、偏見は絶え間なく続きましたが、ついにプロのドラマーとして、夢を実現させたのです。

これが、ダンの演奏です。

ダン・カロは現在もプロのドラマーとしてバンド活動をしたり、障害者としての自分の生き方を講演しています。
ダンの著作は日本語訳されているので是非読んでみてくださいね。

そして生かされた僕にできた、たった1つのこと
ダイヤモンド社

                ▷ワンポイントコーチング

ダンは「あらゆる経験は自分にとってチャンス」と言い、ほぼ全てを自力で行えるようになりました。

人は、何か困難なことがあったらそれに対処する必要があります。

場合によっては言い訳をしたり、うやむやにすることで問題をやり過ごすこともできます。
反対に真っ向から立ち向かって、問題解決のために全力を尽くすこともできます。

あなたは、困難や、問題に立ち当たったら、どのような選択をしますか?

まとめ

・ほぼ100%死亡する惨事を生き抜いたダンは、炎の贈り物と称して、プロのドラマーになった

・ダン・カロは「ネガティブなだけのものは存在せず、あらゆる経験は自分にとってチャンス」と信じた

ダン・カロのストーリーには続きがあります。

こちらをご覧ください

▶︎ダン・カロー人生で起こる全てのことが「贈り物」その2

 

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