アンソニー・ロビンズ直伝メンタルコーチの内藤将貴です。
人生最後の日に何をしたいかということはよく話題になると思います。
もし、今日がその最後の日だったら、
あなたは何をして、何を思うでしょうか。
オーストラリアのブロニー・ウェアという方は
人生の終末期を過ごす患者の緩和ケアに携わり続けました。
何人もの死の間際を見てきたブロニーによると
「人生の終末期を過ごす方は人生をしっかりと振り返るのだそうです。
そして患者が語る後悔はどれも同じようなものが多いとされています。
そこで、死を間近にした方が語る後悔の5つの後悔をご紹介していきます。
死ぬ間際に思う「人生の後悔」
1.他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気を持ちたかった
ブロニーによるとこれが最も多い理由だそうです。
他人に望まれるように、他人のために。
という生き方がありますが
死の間近に思うのはそれとは正反対のことということです。
人生の終わりごろに、達成したかったが出来なかったという夢がたくさんあった。
と気づくようです。
やらなかった後悔が一番強く感じるのは、死ぬ間際のようです。
▶︎夢を持とう!
誰かの期待に合わせるのではなく、
あなたがしたいことをやろう!
何歳からでもいい、
夢を持つのに遅すぎるということはありません。
▷ワンポイントコーチング
お金や時間や年齢など制限がなかったらあなたは何をしたいですか?
絶対に失敗しないとわかっていたら、何をしますか?
2.あんなに一生懸命働かなくてよかった
これは主に男性が多く後悔されるようです。
男性はどうしても仕事を優先し、時間を費やしやすいものです。
家族や自分の時間をもっと取ればよかったということです。
人生において大切な領域は、仕事だけではありません。
- 仕事以外には、家族、恋人・パートナー、友人などの人間関係
- お金・経済的な状況
- 余暇・趣味・遊び
- 学び・成長
- 健康
- 貢献
- 時間
など挙げれられますが、これらのバランスが大切です。
3.もっと自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった
私たちは、イライラや怒り、悲しみ、不安、恐れといった
ネガティブな感情は感じたくないものですよね。
そして、喜びや嬉しさ、楽しさ、安心といったポジティブな感情だけ感じたいと思うものです。
周りのに人とコミュニケーションをしていく際には、
私たちは、ネガティブな感情を無意識のうちに抑圧し、押し殺します。
「感情は感じないようにして抑圧しても、問題の根本は、そのままである」
感情はその存在に気付き、認めてあげて解放するまで、体の中に永遠と溜まり続けます。
つまり、感情を認識して解放しなければ、重苦しい感情が体内にとどまり、様々な機能不全や病気の原因となりうるのです。
▶︎言いたいことを口に出してみる
▶︎ノーと言えない性格を否定せずに認めよう
4.友人関係を続けていれば良かった
人は人生最後の数週間程度、友人のありがたさに気付くようです。
例えば連絡が途絶えてしまった友達、疎遠になってしまった友達に思いをはせ、懐かしむことが増えるなどです。
5.自分をもっと幸せにしてあげていればよかった
古い慣習、お決まりのパターンにはまりきった人生を、「快適」と思う人が大半です。
安心安全と感じる快適領域を「コンフォートゾーン」と言います。
コンフォートゾーンから出た時にあなたの人生がはじまる。
アンソニー・ロビンズ
変化を恐れ、コンフォートゾーンに居続け、新たなパターンを選択することを避けていた人生に、死ぬ間際になって気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が大半なのです。
▶︎幸福は自分で選ぶことができる! ▶︎コンフォートゾーンから出よう
▷ワンポイントコーチング
もし今日が、あなたの人生の最後の日だとしたら
自分の人生を振り返ってどういう人生だったと表現しますか?
こちらの記事も合わせてお読みください。
あなたの大切な人と会えるのが、今日が最後だとわかっていたら?
ウェアのこと、そしてこの5つの後悔のことは
著書となっているので、是非読んでみてください。
死ぬ瞬間の5つの後悔 ブロニー ウェア (著)新潮社より
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