「世界を変えたければ、あなた自身が世界に望むような『変化』とならなければならない」

 

マハトマ・ガンジーが次のように語っています。

「世界を変えたければ、あなた自身が世界に望むような『変化』とならなければならない」

 

自分が変われば、世界の見え方が変わります。
自分が変われば、他の人を見る目も変わります。

私たちに起こる出来事や経験は変えたり、
コントロールはできませんが、

その出来事や経験にどのような意味をつけるか
解釈するかは自分で選ぶことは出来ます。

世界NO.1コーチの
アンソニー・ロビンズの話の中でよく出て来る話ですが、
アメリカのイラクでの戦争をおさめたドキュメンタリー映画があります。

そのドキュメンタリーの制作者が、
ある元兵士とあった時のこと。

その元兵士は、左手はありませんでした。
そして、左手がないのにも関わらず、
にこにこしています。

「何でそんなにニコニコしているのですか?」と聞くと
だって、私は、右利きだからといい、効き手があることに
感謝しているからハッピーだといいます。

そして、その人の脚を見ると・・・

両脚ともありませんでした。

一方で、
美人コンテストで優勝できなかったことで、
自殺してしまった女性もいました。

この2人は、何が違うのでしょうか。

この2人の違いは、
出来事や経験につける意味付けが違うのです。

それは、まるで違ったレンズの入っている眼鏡をかけているようなもので、
ものの見方が違うのです。

こうしたものごとに対してどのようにみるのか?
どのような意味を付けるのかを決めているのが、

価値観/信念です。

あなたがどのような価値観/信念を持っているか
あなたがどんな人間であるかということが、
ものの見方をも決定します。

自分がどんな人間であるかに影響を与えているもの
自分がどんな人間で、どのような価値観を持っているかに
影響を与えるものがあります。

①両親
家族(両親以外の家族。祖父母など)

②学校の先生、地域のリーダー(権利者)
学校の先生が
「またこんな点数か、のびたは何をやってもだめだな。こんなんじゃ小学校も卒業できないぞ」と言われ続けたら

自分は、勉強ができないということを強く思い込むようになります。

③環境、友人
あなたが一緒に時間を過ごそうと選んだ人々が、あなたの人となりを決めます。

『あなたの年収は、あなたがいつも時間を過ごす5人の平均年収である」ジム・ローン

『今日のあなたと5年後のあなたの違いは、5年の間に出会う人々と読む本である」作家 チャーリー・ジョーンズ

④宗教、文化、教育
戦争が起こっている原因の一つでもありますが、
宗教、文化と国が違えばまったくルールや価値観が違うということがあります。

⑤本、TV、新聞、雑誌、情報
戦後のGHQによる日本の洗脳プログラムもマスコミと教育を
通じて行われました。

⑥強い感情が伴う経験、出来事
感情が強く伴う出来事によって、無意識のうちに価値観、
信念を作り上げてしまいます。

槇原敬之の歌にあったような
大好きだった人に振られたことによって
「もう恋なんてしない」と思うようになるってことです。

⑦参考体験
自分の生き方や考え方を向上させるような経験を追求するか否かについては自分で決められます。

自信がない人でも、小さな成功体験の積み重ねによって
自信を強めることができるようになります。

自分を変え、自分が望むような人間になれば、
眼鏡のレンズが変わると見え方が変わるように
まったく新しい目で周りを見ることができるようになります。