働く幸せとは?
こんばんわ。
アンソニーロビンズ直伝コーチの内藤です。
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川崎市に約50人の従業員のうち7割が障害者という会社があります。
その会社は、日本理化学工業と言う
粉が飛び散らないダストレスチョークを作っている会社です。
ある出来事がきっかけで、50数年前から知的障害者が雇用されています。
53年前、東京の養護学校の先生が会社を訪ねてきました。
障害を持っている二人の女の子を社員として採用してほしいという
お願いでした。
最初は“とてもうちでは面倒をみることはできない”と何度も断わりました。
しかし、先生はあきらめずまたやってきます。
『就職が無理ならせめて働く経験だけでもさせてもらえませんか。
そうでないとこの子たちは一生働く喜び、幸せを知らずに
養護施設で死ぬまで暮らすことになってしまいます。
私たち健常者よりは、平均的にはるかに寿命が短いんです。』
という言葉についホロリと心を動かされ、
“数週間だけ”という約束で預かることにしました。
就業体験が終わる前日のことです。
10数人の社員全員が大山会長を取り囲んで、
「どうかあの二人を正社員として採用してほしい」
と会長に頼みこみます。
仕事は簡単なラベル貼りでしたが、
彼らは本当に一生懸命仕事をしていました。
会社は午前八時から午後5時まで。
しかし、その子たちは雨の日も風の強い日も
毎日朝の七時に玄関に来ていたそうです。
毎日、終業チャイムが鳴っても、背中を叩いて
「もう今日は、終わりだよ」
と言われるまで一心不乱に働いていました。
そんな姿をずっとそばで見つめていた職員たちから
「あんなに一生懸命やるんだったら、二人くらい私たちで面倒みましょうよ」
と背中を押され、たった2人ならと大山会長が、雇用に踏み切ったのがスタートでした。
彼らは、本当に幸せそうな顔をして、一生懸命に仕事をしていたそうです。
働く幸せって何だろう?
大山会長は、彼らがなかなか言うことを聞いてくれず、
ミスをした時などに「施設に帰すよ」と言うと
泣きながら嫌がる障害者の気持ちが
はじめはわからなかったといいます。
そんなとき、ある法事の席で一緒になったお坊さんに言われます。
『そんなことは、あたりまえでしょう。
幸福とは?
①人に愛されること
②人に褒められること
③人の役に立つこと
④人に必要とされること
そのうち②、③、④は施設では得られないでしょう。
この3つの幸せは働くことによって得られるのです。』
『真の幸せは、働くこと』
これは働いている多くの人たちも忘れている事かもしれません。
そのことを大山会長は、障害者に働いて頂くことで学びましたと
振り返ります。
この話は、読んで何のために仕事をしているのかを考えさせられました。
あなたは、何のために働いていますか?
あさ出版
世界NO.1コーチのアンソニー・ロビンズは言います。
『最高の人生の秘訣は与えること』
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