【名シーンから学ぶ】熱く生きる!!エニイ・ギブンサンデー

本日は、映画のシーンをお届けします。

アメリカン・フットボールを通して
戦友に対する思いや家族の絆が連鎖し、
地元チームへの愛と栄光を導き出す熱き
ヒューマンドラマ『エニイギブンサンデー( Any Given Sunday)』

アルパチーノがフットボールのコーチ役で
登場します。

過去にAFCチャンピオンリーグを制覇した
栄光を持つシャークスはキーパーソンとなる
クオーターバックを欠いてしまい、
チームの輪が乱れ、おまけにケガ人続出で
連戦連敗を余儀なくされます。

そこで急きょ起用されたクオーターバックでしたが、
これがまたすぐ調子に乗るような
典型的な自信過剰タイプ(ジェイミーフォックス)。

コーチやチームの方針を無視し、
独断で作戦を変更するなどして
個人プレーに走ってしまいます。

どんな手を使おうとあくまで”勝利“にこだわり、
功績とは裏腹にチームワークは乱れる一方・・・

試合を重ねるごとにチームメイトとの
亀裂が生じていく中で、
見かねたアル・パチーノ扮するコーチが、
「”勝利”より大切なことがある」と名言をいいます。

しかし、当の本人は、全く聞く耳を持とうとしません。

さらにその裏では、金のためにチームを売ろうと
目論むオーナー(キャメロン・ディアス)の姿があります。

チームの復活を、
そして何よりも選手たちひとりひとりを信じ、
戦い続けるコーチの姿はとても輝いていました。

そんな偉大な存在とも言えるコーチの背中を見て
徐々にマインドを高めていく選手たち。

そして訪れた大勝負。
コーチは、チームに熱い言葉を浴びせます。

何を話せばいいか・・・。
後3分でプロ生活で最大の戦いだ。
今日が正念場だ。
我々は、チームとして
ここで再生せねば、崩れ去る。
一歩一歩、プレーごとに崩壊する。
我々は、今地獄にいる。
本当だ。

このまま、地獄にいてぶちのめされて、
くたばるか
頑張って日の光を浴びるかだ。
地獄から這い登る。

一歩一歩だ。
だが、俺の力ではできない。
もう年だ。

お前たち若者の顔を見て思うに
俺は、中年の犯すあらゆる間違いを犯してきた。
俺は、入ってきたお金をすべて無駄に使い果たした。
愛してくれる女も皆追い払った。
最近は、鏡に映る自分の顔も見たくない。

人は、歳をとると、いろいろと失う。
それが人生っていうものだ。
失い始めて、はじめてそれに気づく。
それは一歩一歩を起こる。
フットボールもだ。

人生もフットボールも
犯す過ちは、気付かぬほど小さい。
だが、半歩遅くても
早くても失敗する。
反秒遅くても早くても取り損なう。
その大事な一歩は、あらゆる場所にある。

試合の一瞬のチャンスに・・・。
一分一秒ごとにある。

我々はその一歩を戦うのだ。
我々は、チーム全員で
その一歩一歩に死力を尽くす。

我々はその一歩を這い進む。
その一歩一歩を勝ち進んでいくことが
勝利か敗北かを決めるのだ。
生か死かを決める。

どんな戦いでも
喜んで死ねるやつがその一歩を勝ち取れる。
俺にまだ人生があるなら
その一歩のために喜んで戦い、死ぬ。
それが生きるってことだ。

目の前にその一歩がある。
俺は強制はしない。
隣の男をみろ。
そいつの目を。
一緒にその一歩を進む男がいるはずだ。
チームのために自分を犠牲にする男がいる。
その瞬間が来た時
お互いにそうするからだ。

それがチームだ。
チームの未来がお前らにかかっている。
無駄に生きるな。
熱く死ぬんだ。

それがフットボールだ。
そういうことだ。
どうだ?
どっちがいい?

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