卓越した人生を生きたければ基準を上げること!

今日は、1人のアスリートをご紹介します。

ケリー・ストラッグ
アトランタ五輪女子体操選手です。

1996年のオリンピックの団体決勝。
ケリーらアメリカは、ソ連と僅差で接戦を繰り広げていました。

ケリーは、1回目の競技で失敗し足を痛めました。
痛みで悶絶するケリーを見て、
誰もがアメリカの勝利を諦めていました。

ですが、ケリーは諦めていませんでした。

足を怪我していて着地ができるのか?
と誰もが思ったに違いません。

ケリーは到底競技を続けられる状態に見えませんでした。
しかし、ケリーは、最後まで諦めなかったのです。
不屈の精神で2回目の演技に向かいました。

奇跡の片脚着地。

見事金メダルを獲得しました。

ケリー・ストラッグは、

アウトスタンディングな基準を持っています。
アウトスタンディングとは「最高」の上。
最高とアウトスタンディングの違いは、 たった2mmの違いしかない
とアンソニー・ロビンズは言います。
もう出来ないと思ったところからあと2mmでアウトスタンディング

基準とは何か?

基準とはあなたは何を当たり前にするかということ。

アンソニーロビンズは次のように言います。

「卓越した人生を生きたければ基準を上げること」

基準を上げるとは何を当たり前にするかを変えるのです。

例えば、筋肉をつけようと週に2回筋トレをしているとすれば
基準を上げるにはどうしたらいでしょうか?

・一回の数を増やす

・重さを増やす

・1週間の練習回数と時間を増やす

・トレーナーをつける

いろいろ考えられますよね。

例えば週2から週3に練習回数を増やすとします。

それを1週間だけやっただけでは、

基準が上がったとは言えません。

それをやり続けるということです。
つまり、習慣化するのです。

基準を上げるとは
当たり前のレベルを上げていくこと。

そして、

基準を高めるには[keikou]ShouldからMustに変えること[/keikou]

基準を高めるということは、行動や決断を「やるべきだ、やりたい、やれたらいいな」ではなく、[keikou]「何が何でもやらなければならない」に変えるということ[/keikou]が大切です。

もう一つ基準を上げるために重要なことをお伝えします。
それは何と比べるかです。

人は何かと比べて高い、低いと基準を判断します。

そして人は無意識に他人と比べてしまいます。

たしかに良きライバルはハングリー精神を掻き立て
あなたを成長させるかもしれません。

ただ問題があります。

それは
他人と比べて自分が優っていればOK
劣っていればダメだとラベルを貼ってしまうことです。
自分を認められるには常に勝ち続けなければなりません。
尾崎豊も
「僕が僕であるために勝ち続けなければならない」
と歌いました。
常に勝ち続けることってできますか?

不可能ですよね。

人に勝っていると自分を認められて
負けていると、劣っていると自分を認められないと
常に頑張り続けます。
身体が常に緊張し、ストレスフルです。
勝った時は天国
負ければ地獄

自分を裁き続ける事になります。
そして無意識のうちに人を裁く事になります。

ではどうしたらいいのでしょうか?

アンソニーロビンズはUnleash the power Within(UPW)というセミナーで次のように言いました。

アウトスタンディングな基準で生きることが大切。 他人と比べるのではなく常に自分の最高の基準と比べること。

なり得る最高の自分と比べるのです。
なり得る最高の自分に向かって少しでも、1mmでも成長し続けること。

また、元NBAのスーパースターのマイケル・ジョーダンは
昨日の自分と比べ少しでも成長しようと努力しました。

基準を上げるときに
誰かと比べずに、なり得る最高の自分または昨日の自分と比べましょう。
そうすることで自分を裁かず、より良い状態でいることができます。

まとめ

・【人生の質は、基準の質】

・卓越した人生の秘訣は、自分の基準を引き上げていくこと。

・基準を上げるには基準を高めるということは、「やるべきだ、やりたい、やれたらいいな」ではなく、[keikou]「何が何でもやらなければならない」に変えるということ[/keikou]です。

・他人と比べるのではなく常に自分の最高の基準と比べること。
つまり、最高の自分と比べる!

アウトスタンディングな生き方をすることで、誰もが人生のチャンピオンになれる。

アンソニー・ロビンズ