マイケル・ジョーダンの成功の秘訣

アンソニー・ロビンズ直伝メンタルコーチの内藤将貴です。

今回は、かの有名なバスケット選手、マイケルジョーダンのエピソードをご紹介します。

スポーツ万能でも、兄に勝てなかった

 「高校時代は代表チームの選考から漏れた。
9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ決勝シュートを任されて26回も外した。
人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した。」

マイケルはこのように語りました。
 
プロバスケットボールについて何も知らない人でも
マイケルジョーダンという名前はご存知かと思います。
 
卓越した運動能力を持ち、中でもジャンプの滞空時間が長いことで
エアージョーダンとも称されたレジェンド的なプレーヤーです。
史上最高プレーヤーとの呼び名もあります。
 
マイケルジョーダンは、1963年2月17日にブルックリンで生まれました。
四人兄弟の三男で、バスケットボールは兄たちから教わったとされています。
 
兄たちに全く勝てなかったことが、負けず嫌いのマイケルに火をつけました。
 
マイケルジョーダンがつけた「23」という背番号は
兄の一人、ラリーがつけていた45の半分という意味があったとされています。
 

身長が低いことで、選抜から外れた

マイケルジョーダンはバスケットだけではなく
野球やアメフトといったアメリカでメジャーなスポーツにも精通しており
まさにスポーツ万能でした。
 
ただ、少年時代は身長がそれほど高くなく高校に入るまでは
自らがスポーツ選手になることは、全く考えていなかったそうです。
 
高校に入学するころに身長が178㎝だったマイケルは
高校のバスケチーム代表選抜に一人だけ枠が空いたという噂を聞きつけました。
 
もともとジュニア選抜として試合に出ており
平均で20点以上もの得点力をほこっていたマイケルは
自らが選ばれる可能性が高いという自信がありました。
 
しかし、なんと身長が低いとの理由で、選抜に選ばれなかったのです。
空いた一枠に選ばれたリロイ・スミスは、高校生ながら196㎝もの体格でした。
 
マイケルは家に帰り、一日中涙が止まらなかったそうです。
人生で最初の大きな挫折だったと言われています。
 
しかし、諦めることはありませんでした。

最高のプレーヤーになる

 マイケルはこのとき、代表選抜に選ばれるだけではなく
自分が最高のプレーヤーになるという夢を立ち上げました。
 
二年生の夏の前、マイケルはチームのコーチにサポートしてくれるように頼みました。
コーチは毎朝6時にマイケルをバスケットコートまで送り、毎日特訓を始めました。
 
このころ、その後の伝説の片鱗が見えつつあったマイケルは
スキルが上がるのと同時に身長が185センチまで伸びました。

毎日鉄棒にぶら下がって身長を伸ばそうとしたようです。

そして高校代表チームに選ばれ
3年生を終えた後にフェイマス・ファイブスター・ バスケットボール・ゲームに出場しました。
 
およそ2週間の大会で、過去大会最高の9個のトロフィーを獲得しました。
 
その後、全米プロリーグのNBAにて唯一無二の活躍をしたことは、周知の通りです。

まとめ 

・揺るがない自信を大きく砕かれた

・挫折をばねにして、大きな目標を立て、成功した

アンソニーロビンズとマイケルジョーダンのインタビュー企画がありました。
あなたがほかの選手と決定的に違う点は何なのか、何のことがあなたを成功させたのか。
というアンソニーの質問に対して、マイケルはこう答えました。

「才能のある人は、たくさんいるし、 もちろん、私もその一人だと思っている。
しかし、人生を通じてほかのプレーヤーと違っている点は 基準である」

毎日ほかの誰よりも、自分自身への要求を厳しくしてきた」

「他の誰かと競っていたのではない。自分自身と競っていたのでもない。
私は、自分が出来る最高のプレイと競っていた」

マイケルジョーダンは、自分に対して常に、様々な要求をし、基準を日々上げ続けました。
最高のプレイヤーとなるべく、自らのプレイの質だけを追い求めたのです。
 
アンソニーロビンズはこのマイケルジョーダンのように
「人生を変えるためには、基準を高めなければならない」と言います。
漠然とやりたいとか、出来たらいいなという基準ではなく
何が何でもやらなければならない。と思うことが大事と言いました。 

マイケルジョーダンは常に高い基準、厳しい意識を持つことによって、成功をつかみました。

みなさんにも、基準を高く出来ることがあると思います。
何か小さなことから、少しずつでも、是非トライしてみてください。

克服したいことがあれば、是非チャレンジしてみましょう。
 

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