コーチングの感想「トラウマを取りほどくカウンセリング」

トラウマを取りほどくカウンセリング

このカウンセリングは、チャンピオンに全てを任せて、お願いします、という形式ではなく、彼のガイドに従って、自分自身で、自分の過去を振り返り、主観的、かつ客観的な心の目で、混沌としている自分の考え方、価値、評価基準、恐れやトラウマを見つめ、それらを言葉に落として行く作業だった。
呼吸を整え、ビジュアル化する準備をし、自分の心や頭の中にあるいろいろな要素を、少しずつ引っ張りだして、自分の定義するトラウマ、それの回りにまとわりついている“たが”を観察していく。途中で、自分の発している言葉と、自分の恐れてきた漠然とした脅迫概念には、大きさ、重大さの点で違いがあることに気付き、自分を見つめる第三者としての自分が覚め始めた。
最初は、自分の発している言葉の繋がりが見えず、闇雲に声を発していたが、次第に心や思いが言葉にできるようになり、何かの法則に従って言葉に現れてくることを感じた。
時々、身体を動かしては、凝り固まった殻を落とす。実際に軽くなった身体と心を、チャンピオンの声のガイドに導かれて、自分の意志で持ち上げられるようになる。私の観察したトラウマというものは、予想と比べ、それほど特別なものではなかった。それに気づいてがっかりした自分が面白く思えた。

ありがとう、チャンピオン!
今後、どう自分の考え方とつき合っていくかは、私次第。

セッションを受けてから1週間、大きな変化は、心が軽くなったこと。
トラウマという言葉が、自分の生活の一部から外れて、どこか過去の記憶になったこと。
生活自体が変わったわけではなく、あちこちにあった刺の壁、真っ黒な壁、
底なし沼、フィルター、といったものが、一度、取り除かれた気分。
日々、自分自身、そしていろいろな出来事を面白く感じる時間が増えた感じ。

ありがとうございました。
(A.M40代、女性、通訳)